貸倉庫の用途は様々です。
◎貸倉庫が守った被災者たち
震災時には様々な支援物資が必要となりますが、震災が起きてからの搬送では
間に合わず、食料や衣料に過不足が生じたりします。
そこで貸倉庫を使用して予め支援物資を各地に備えておく、貸倉庫業ではそのような
サービスシステムも今構築されつつあります。
ある貸倉庫に救援物資を預けて安心して保管できたので支援がスムーズに
行えたという声もあります。
貸倉庫はいざという時のために、生活必需品を備えておける有用なスペースでもあります。
◎いつでも人生を振り返る事ができる思い出宝箱
大事な息子のランドセルや娘のピアノなど、人生では様々な物が邪魔
になってゆきます。それらを捨ててしまえば簡単です。
スペースを開けて新しい物を取り入れる
でもそれで良いのでしょうか?いつまでもその繰り返しで残るものはなんでしょう?
古いものを大切に保管して振り返る、貸倉庫を利用するようになってから
それこそが人生の特別な価値だと気づきました。
捨てるだけの人生をやめました。
すると物だけでなく旧友の事など他の物事との関わり合い、考え方も
変化してきました。
貸倉庫を利用することで得たのはスペースだけでなく
いつでも振り返れる時間をつくる余裕、人生のゆとりでした。
◎季節の物を保管する楽しみ
レジャー用品や洋服など24時間、いつでもすぐに取り出す事ができるので
ストレスなく季節の遊びを楽しむ事ができます。
家の押入れに詰め込むのと異なり、クリスマスなど季節が巡るたび
探す労力もいらず、ただ催し事や節目を楽しみにすることができるようになりました。
◎スムーズな物の流れが繁栄させる日本の経済
個人のことでも法人のことでもそれぞれ需要がある品物が時間をかけずに
それを求める人、需要のある場所へ運ばれることこそが確実な経済発展へとつながります。
物が滞りなく運ばれてくる何の不足もない豊かな暮らしのため貸倉庫という
空間は欠かせないのです。
また海外と日本を結ぶ物流の潤滑油となるのも貸倉庫です。
貸倉庫とは人と企業の繁栄のため物も時間も大切に、その思いのもと生まれた
土地の活用法なのです。